• 天壌

雑記:作家が数字に惑わされる時

作家が数字に囚われたら悲劇だよね。


いいねとか、RTとか、売上とか、そういうものに囚われた人を見ると悲しくなってしまう。

自分の作品愛してあげてって思う。


「売れてないって」Twitterで自ら言ってしまったらそこで試合終了ですよ。


そんな悲しい話を聞きたいんじゃないんだよ。

泥臭くていいから「私の作品のチャームポイントは‥」とか「うちの子のここがかわいい!」とか親バカでも言ってる人の作品の方が見たくない?

私はそっちの人の作品が見たいな。


まず自分が作品を愛してあげないで、誰か愛してあげるんだよ。

産みの苦しみがあって作品って産まれてくるでしょ?

大事な大事な作品でしょ?

「うちの子」愛してあげてよ。

愛を注いだらきっと他の人にも愛されるよ。


先日魅力的な作品を書く小説家さんとお話ししたんです。

ネットで知り合って、意気投合し、それでSkypeで話したんですね。

でも通話し始めて変だなぁと思ったんです。

自分の作品について、「売り上げ」「数字」「ジャケ買い」「データ」とか、そんな言葉ばかり出てきて、最後まで自作の魅力とか、作品の中のキャラクターの話しとか、そんなのが一回も出てこなかったんですよ。

作品に愛が無いのかな・・・・とすごく悲しくなりました。

私はそんな話聞きたくなかった。

魅力的な作品を書く作者さんのキャラ自慢とかが聞きたかったな。


文体やテーマで魅力を感じていた私は、すっかりその人の買った本(kindleで買ったんですが)を読みたくなくなりました。

だって、読者にちゃんと向き合ってないから。

表紙でジャケ買いさせたい・・・・それはすごくわかる。

「おお!」とか「かっこいい」とか「綺麗」とか、心動かすイラストやデザインが表紙の本って、開く前からワクワクしますもんね。

私もそういう本大好き。

でもその表紙って、きちんと中身に沿った内容だから特に誰かのお気に入りに、好きな本になれるんですよ

作品と表紙が一致してなくて表紙で内容が分からなったら、きっと読者からどうでもいいものにされてしまいますよ。

表紙でジャケ買いした人はその1作だけで見限りますよ。

だって不誠実ですもの。

「この作者にはまた表紙で騙されるんじゃないか」って警戒しますよ。


自分の作品愛さなくて、大事にしてなくて、どうして作家と言えるんです?

作家の矜持を捨ててバイヤーになってしまったら、生みの親が子供(作品)大事にしなかったら、誰がその作品を愛しますか?


作者は創造者であって、バイヤーや編集者じゃないです。

創造者だからこそ発信できるものがあると思います。


話しは変わりますが、一時期私は漫画家を目指していて、審査員に面白くないって言われたことがあったんですね。

それがこれ。


キャラクターたち


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